関西の河原で巨大ヒラタクワガタを求める、日本の水生昆虫は農薬によって葬られた

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YouTube向けに「巨大ヒラタクワガタを求めて・・・」とか壮大なタイトルを付けているものの、実際にはとっくに開拓済みの河原エリアを流しているだけのやつ。

でも、そういうのでいいんだよ。

遠方に引っ越しでもしないと関西で新規開拓なんて無理無理!ってことで、行き慣れたエリアでポイントの行く末をじっくり観察するのがいいのではないでしょうかと個人的には思う。

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伐採工事でポイントの8割は失われたが、いるところにはまだまだいるし。

これでも山にあるこすられまくったポイントよりは100倍マシだわな。

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河原なので水没していることもあるけど。
それも醍醐味でしょう。

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日本の水生昆虫については、ネオニコチノイド系農薬や殺虫剤(ネオニコチノイドは数年間土壌や水質を汚染し続けるとされており、あまりにヤバすぎるのでヨーロッパではすでに規制されている)の乱用による河川の水質汚染により姿を消してしまったが、なぜか小型のゲンゴロウやヒメガムシのような甲虫類は耐性があるらしく、未だに姿を見かける。

カメムシ系ではマツモムシも耐性があるようで、農薬まみれであろう果樹園の水瓶でもたまに見かけることがある。一方で、タフな見た目のタガメはこれ系の農薬にめっぽう弱い。

オオクワガタやヤンバルテナガコガネもそうだが、なぜ人気のある昆虫に限って脆弱なのだろうか?オオクワガタやタガメなんて、見た目からするとどんな場所でも行きていけるほどタフネスであるべきなのに。特にタガメなんて、ほぼカメムシだからね。