何の気なしにチェックしにいった場所で、まさかのネブトクワガタに遭遇!
特徴的なルックスなので一発でわかりました。
ペアリングしていなかったので現場には♂のみでしたが、この木はネブトクワガタの好む場所ということなのでしょう。
採集できたのは、クヌギの根本部分にある臭そうな樹液が出ている場所。杉の植林がある山で、その端っこにクヌギが数本残っているような場所。
ネブトクワガタの幼虫は、マツなどの針葉樹の朽木がさらにシロアリによって分解された状態の腐葉土を食すると思われていて、他のクワガタと違ってやや特殊な環境が必要。今回のポイントはその条件にあてはまります。
Wikipediaには、西日本ではシイ、カシ、ニレ、タブ、クヌギ等、関東以北ではクヌギ、バラモミ等の樹洞、樹皮の裂け目、めくれといった箇所に潜み、それらの樹液を後食するとあり、これまで一般的なクワガタが集まらないシイやカシの木でも採れるようですが、ポイントは局所的だと思われます。
オオクワガタを小さくしたようなフォルムですが、Dorcusではありません。
成虫の寿命はノコギリクワガタやミヤマなどと同じく、数ヶ月程度とされています。
ワイルド個体のギネスサイズは33mm。
|
ミタニ ハスクチップ 10L 爬虫類 底床 マット 関東当日便 |