5月に入り、そろそろ野生のクワガタも活動を開始し始めた。
昨年は、ちょうど河川敷の伐採工事とバッティングしたことで、普段は入れないような場所まで入ることができて、さらに、普段は河川敷の奥地に生息していたであろう超巨大なヒラタクワガタ達が、伐採工事から逃げてきて手の届く木に集っていたので、神がかった採集を体験することができたが、今年はその場所に行ってみると・・・
すでに更地となっていた。
絶望ーーーーーーだねッ!!
重機でカチカチに踏み固められた場所はもはや絶望的だが、砂地になっている部分からはニレの苗木が姿を表していて、自然のたくましさを感じる。10年後には再び虫が訪れるような場所になる可能性は、わずかながら残されていた。
しかし、伐採工事はさらに下流域にまで広がっていて、周辺のポイントは消失してしまった。
河川敷ポイントの消失は、山ポイントでの採集にも影響を与える。
というのも、倒木がそのまま残される河川敷ポイントは重要な産卵場所であり、そこで産まれ育ったクワガタは飛び立って、近くの山ポイントまで移動することがある。近くの山ポイントで、まれに巨大ヒラタを採集することができたのもそのためだろう。
年々ポイントが消えていく中、貴重なポイントだった河川敷であるが、思わぬ伐採工事により消失したのは痛すぎる・・・。
どっかに良い河川敷は無いかな〜?
というわけで、ジャングル感丸出しの河川敷エリアと正反対の公園エリアでの採集から始めることにした。
整備された運動公園、そこにあるクヌギの木には樹液の出す木があったりする。
もちろんデカヒラタは居ないが、コクワガタや豆ヒラタなどは(取られていなければ)見つかるし、クワガタが居なくても昆虫に出会うことはできる。
気軽に楽しむのも悪くないね。