夏本番になり蒸し暑さが今までとはレベルが違ってきた。
こうなると河川敷には近寄りたくもない。
というわけで、山にミヤマを採りにいってみた。
場所は関西の名もなき山。
名前はあると思うけど、そんな有名な山じゃないマイナーな場所である。大したポイントでもないけど、スギ・ヒノキの植林だらけのこの辺りでは、大変貴重なクヌギポイントとなる。
蒸し暑いだけあって、クヌギの木の至るところから樹液が吹き出しまくっていた。
でも、不思議とこういう樹液にはあんまりクワガタは居ない。
たぶん不味いのだろう。
めぼしい木をキックしまくる。
すると、ミヤマが落ちてきた!
多くは木の上の方でペアリングしているので、ペアで落ちてくる。
凄い木になると、キック一発で数匹まとまって落ちてくる。
落ちたらすぐに潜ってしまうので、落ちてくる瞬間に目を凝らして耳を澄まして落下ポイントを覚えておく。
ミヤマは比較的大型なので、ガサゴソ動いていると割りと見つけやすい。落ち方も様々で、仰向けに落下すると死んだふりをして硬直するが、そちらのほうが落ち葉と同化して見つけにくい。
ミヤマの雄はよくピクピクする。
興奮するとピクピクするようだ。
アドレナリンが出てピクピクしているという説もあるが、虫にアドレナリン分泌機能があるのか?
もしかしたら、枯れ枝のフリをしているのかもしれない。
やっぱり夏はミヤマクワガタに限る。
できれば日中のキック採集にこだわりたい。
採れた時の充実感がものすごい。良くわからない達成感もある。
(詳しくは動画で)
標高500mくらい?もっと標高を上げると、スズメバチに擬態したアブが出てきて怖いんだ。
TIGER エクストラクター ポイズンリムーバー