カブトムシのオス。
たま〜に、ものすごく小さいのが・・・。
角がめちゃくちゃ短くて、なんとも可愛らしい姿。
普通のカブトムシと比べてみると、もはや別種。
甲虫は成虫になると一切成長しないので、体格差は幼虫時代で決まる。
といっても、バッタやカマキリ、セミ、トンボなどは個体によってここまで体格差がうまれることはない。
うーん、不思議だ。
大型の甲虫は、体を大きくするために多くの栄養を必要とするので、幼虫時代に栄養が不足しているとこういう可愛いらしい個体が登場してしまう。
でも、同じ場所で発生したカブトムシなのに、なぜここまで大きさに差があるのだろう。
こんなに角が小さいオスは、幼少期にプラケースでカブトムシを飼育していた時に、ほとんど世話をすることなくマットを取り替えずに放置していたらプラケースが幼虫のうんちまみれになって、幼虫はさらにそのうんちを食べ、いずれ成虫になったが、想像を超えてミニなカブトが夏にひょっこり出てきた時以来だ。
子供が管理するプラケースという劣悪な閉鎖環境ならまだしも、自然界でここまで栄養が足りなくなる事があるんだろうか?
カブトムシの幼虫にも、ドカ食いするやつや少食なやつなど個性があるのかもしれない。