7月中旬にノコギリが大量についていたハルニレの木には、ミヤマが大量についていた。このポイント近辺では7月下旬がミヤマのピークらしかったが、ピークは僅か1週間ほどで終了した。
面白い事にノコギリとミヤマが同居していることはなく、どちらか一方の種が占領しているという光景が見られた。この木は、丁度、ノコギリとミヤマの生息地の境界線にあるのかもしれない。
7月下旬、お盆までにもう一勝負したいところ。
と思ったが、どうやらクワガタの一次発生のピークはとっくに過ぎたようで、樹液場からクワガタの姿は消え、カブトに次第にシフトしていった。例年通りなら、カブトが消えてから姿を表すヒラタやコクワ、そして二次発生のノコギリとミヤマがポツポツ採れる程度だろうか。
それが終わればもう秋だ。
夏はかなり短い。