2017年のシーズンイン。
6月上旬を過ぎたので、これまでの記録をまとめておきます。
5月末から一部のクヌギやミズナラでは樹液が出始め、コクワガタやヒラタクワガタの姿が見られました。前年の記録と比較すると、同時期の降水量が格段に低いため、樹液の出は若干悪いようで、樹液採集できるポイントは少なめ。
それでも今年はヒラタの当たり年のようで、各ポイントでヒラタの姿が確認できました。
特に驚いたのが河川敷の堤防横に生えているクヌギ。
例年であれば小粒のコクワしか居ない木なのですが、今年はこの木で大型のヒラタ2ペアを確認。60アップの大型♂も捕獲できました。
河川敷にある柳の木から飛来したのかもしれません。
6月になり茂るクヌギの葉。
も、樹液の出ている木は一部のみ。
カラ梅雨の弊害が7月に影響しなければいいが・・・。
新規ポイント開拓の際に発見した用水路。
護岸されておらず自然な状態で残っています。
メダカの姿が確認できました。
田んぼ横の用水路でメダカを確認したのは子供の頃以来。
この用水路なら、水生昆虫もいるでしょうね。
6月上旬までに樹液場で確認できた昆虫は、ヒラタクワガタ(普通)、コクワガタ(大量)、カナブン(ごく少数)、シロテンハナムグリ(少数)、スズメバチ(普通)など。
例年であれば、ノコギリクワガタやカブトムシがチラホラ発生している頃なのですが、今年は雨が全く降っていないのと気温が低めなので、発生が少し遅れているようですね。
遠方のポイントではなく、地元の身近なポイントで捕獲できた60アップヒラタ。