8月某日、和歌山県の中にある熊野古道のとある場所。
お墓っぽい怪しげな場所で樹液の臭いがしたのでチェックしてみると、クヌギの古木が1本だけあった。
やっぱり、いた!
さらにウロの中を見てみる。
何かいるぞ!?
まさかのヒラタクワガタ。
え〜〜〜。
こんな場所にいるんだ。
日中はハイカーが通るような場所で、ひっそりと暮らしてきたヒラタクワガタ。
体の裏はダニまみれだったので、これまでずーっとウロで住んでいたことが伺える。
和歌山や奈良の山はスギ・ヒノキの植林で覆われているので、自然林の残されている場所はかなり限定的である。大阪や京都の方が自然林は圧倒的に多い。その限定的なエリアすら、ここ10年でメガソーラー化して消滅している。スギ・ヒノキの植林を伐採してメガソーラー化するならまだしも、なぜかクヌギやコナラの自然林を伐採してメガソーラー化するから、もはや何も残らない。
毎年、ポイントを開拓してもその分のポイントが消滅しているので、プライマゼロだなと感じる。
この円安の折、外国人が日本の土地や建物を買いまくっているらしい。こうなったら、クワガタ好きの外国人に山全体を買い取ってもらって、メガソーラーを全部ぶっ壊してクヌギを植えまくってもらいたいものだ。