久しぶりにバナナトラップを仕掛けてみた。
バナナを皮ごとグチョグチョにして、焼酎などのアルコール類をふりかけて発酵させたものを、三角コーナーや排水溝のネットに入れて使う。
上手くいけば虫まみれになるし、失敗すれば何も来ないことも・・・
今回は、セットした夜にゲリラ豪雨が降ったので、全く集まりが悪かった。
カナブンですらちょっとだけ。
もっとウジャウジャ集まっていると思ったのに。
河川敷にセットしたトラップは、何者かによって持ち去られていた。
人間かタヌキかイタチだろう。
人間に持ち去られないようにするには、ぐちゃぐちゃのバナナを木に直接塗りたくればいい。今度からはそうしよう。
トラップが不発だったので、樹液場を見ていこう。
本格的に暑くなってから木の至る所から樹液が出るようになり、そこに虫が集まる。このポイントはスズメバチが駆除されていないので、樹液の出ている木が多くて好条件。さらに草がボーボーで蚊がうじゃうじゃいるので、普通の人はあんまり来ないらしく、人が往来する河川敷の割にはクワガタの姿がそこそこあった。
カブトも発生中。
カブトといえば、かれこれ数年前、1本のミズナラの木に30匹ほどのカブトが大量に集結している光景を目撃したことがある。
発生のピークだったらしく、観察している間にもどんどん集まってきてブンブン五月蝿いし、そこら中で喧嘩したり交尾したりとかなりにぎやかな木だったが、バイパス道路が繋がってからは多くの人に発見され、夏になると路駐の車が常にいる状態になり、ポイ捨てのゴミもひどい状態になったのでブチキレた地権者によって伐採されてしまった。
クワガタポイント消滅あるあるである。
というわけで梅雨明けして夏になったが、もう7月中旬になってしまった。つまり、お盆まであと1ヶ月しかない!ということだ。
夏は短い。