ミヤマクワガタを採りに行ったけど、まーったく何もいなかったので、下山して昔行っていたポイントに久しぶりに訪れてみた。
ここは人気ポイントで、シーズンになると1日に10組くらいの採集者が訪れることもある。クワガタは最初からいないことを織り込み済みで行ってみた。
1本だけ、とてつもなく樹液を出しまくっている木があった。
狂ったように木の全体から樹液が湧き出ていて、下の方にある葉っぱは樹液でビチョビチョ。
そしてカブト臭い!
異常なまでのカブト臭さ。
そこは・・・カブトムシのオスだらけの木だった。
でも、なぜかオスカブトばかり。
オスカブトしかいないのに、どんどんカブトが集まってきている。
辺りにたちこめる例のカブトムシ臭。
さながら男子校のようだ。
砂糖のような樹液。
汁気も十分ある。
樹液の吹き出しとカブトの発生が重なると、こういう状態になるんだな。
過去には、もっとスゴい木があったのを思い出した。
ミズナラの木なのだがやたら樹液を出す木で、1本の木に30匹ほどのカブトが集結してワチャワチャやっていた。ただ、カブトを採ろうとあまりに人が集まりすぎて、路駐やごみ問題で地権者により伐採されてしまい、今はその光景をみることもできなくなった。
道路沿いのポイントって、確実にその運命をたどるよね。