夏は短すぎる!アカアシクワガタを拾う時期になってしまった

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Akaashikuwagata touka 06

8月に入り、お盆前にやることがあった。

河川敷で捕まえたノコギリクワガタを逃がすこと。

飼育下では9月や10月まで元気で生きるノコギリクワガタだが、野生のメスが活動している間に逃してやらないと交尾を逃すことになる。クワガタの生涯を考えると忍びないので、交尾できる時期に逃がすようにしている。といっても、俺に捕まる前にガンガン交尾しているかもだけど。

ノコギリクワガタを逃したその足で山奥に向かった。

目的はアカアシクワガタだ。

昨年、アカアシクワガタが鈴なりになっていたヤナギの木を発見したので、その場所に向かった。

しかし、その木には1匹の虫も居なかった。

実は7月にも1度見に行っているんだけど、その時にも居なかったし、今年はこの木にはもう来ないのかもしれない。

その後、帰りがてら灯下チェックをしてみると、それなりにアカアシが飛んできていた。

Akaashikuwagata touka 01

灯下には、例年通りアカアシクワガタが飛来。

Akaashikuwagata touka 04

アカアシは裏側が赤い。
なぜ赤いのかは謎。

「俺はコクワじゃねーぞ!」と主張しているのかもしれない。

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メスも飛来。

Akaashikuwagata touka 05

大きなオスは取り逃がした。
アカアシって、捕まえようとするとポロッ!と下に落ちる習性がある。

この感じ、ノコギリクワガタに似ているなぁ。

Akaashikuwagata touka 02

アカアシはコクワに似ているが、ほとんど1シーズンで死んでしまう。

コクワやヒラタのように数年も生きないと言われている。

ちょっと儚い虫なので、しばらく観察したら再び逃しに来るつもり。