自作のライトトラップでクワガタ採集をおっぱじめた今シーズン、もっと簡単に山からクワガタが飛んでくるものだと思っていたら、案外しんどいことが判明。
今回は、山奥の林道まで行ってそこでライトトラップを試してみた。
国立公園や私有地を避けると、河川敷か林道の奥地の誰もこない場所くらいしかないからね。
携帯性をさらに向上させるために、三脚をミニ三脚にしてみた。
高さが無いので、ガードレールがあるような場所では使えないけど、前に遮蔽物が無いオープンな場所ならこれでも十分使える。ただ、Manfrottoのミニ三脚を今から購入するとなると円安の影響でかなり割高なので、価格や汎用性を考えると、Velbonの卓上三脚あたりが良さそう。
雲台あるし、延長もできるし。
普通に撮影用としても使えて潰しが効くし。
今回、場所選びは悪くないと思っていたけど、集まってきたのはカワゲラやヘビトンボばかり。
広葉樹林のある渓谷で電波の届かないようなかなりの山奥なのに、クワガタは全く飛来せず。
ポイントをちょっと変えたら、開始10分ほどでクワガタは飛来したものの・・・
ミヤマクワガタじゃないのは、標高が低い(400mくらい)から?
その後、標高1000mくらいの外灯の下をチェックすると、ミヤマクワガタが普通に落ちていた・・・
今までの苦労はなんだったんだ。
小さいけど♂も飛んできていた。
これが今年初ミヤマ♂なんて・・・落ちぶれたなあ〜。
この場所の照明は、かつてハロゲンだった時は虫まみれで、かなりの有名ポイントだった。珍しい蛾も飛んでくるということでお高そうなカメラを構えた蛾マニアのニキも待機していたりしたが、近年LED化されてからはさほど虫は集まらなくなった。
ただ、LEDになっても光量のある場所だとタイミング次第ではちらほら飛来するみたいだ。
帰り道にあるカブトが落ちてる外灯があるのだが、そこも今年になってLED化されたらしく虫は全くいなかった。車に轢かれたりカラスに食べられることがなくなるので、外灯のLED化は昆虫にとってはいい変化なのかも。