そろそろ秋ですが、ヒラタクワガタは依然として元気そのもの。
しかし、良くチェックしてみると・・・
ダニがめっちゃ湧いていた!
防ダニのヒノキマットを使っていても、ダニは湧くものなのか。しかも、普通のマットを使っている場合とあまり変わらんような?そもそも、クワガタの体に湧くダニを防止する性能は無いのか?
野生のクワガタにダニはつきもの。
一見綺麗に見える個体でも節の奥に付いていたりして、そこから増殖するパターンが多い。
今回のヒラタクワガタもそのパターン。
これがダニ?
なんだか、ゾワゾワする。
ダニはクワガタの節の中に入り込んで体液を吸って増殖するので、ダニが増えまくるとクワガタが弱ってしまう。冬眠中にダニに張り付かれたクワガタは、そのままにしておくとほぼ死んでしまうので、できるだけ冬眠前に駆除しておく必要がある。
家では、流水で洗い流しながら歯ブラシでブラッシングして落としていたが、今回は屋外で作業を行った。
屋外ならダニがそこら中に飛び散っても問題ないからだ。
極細毛の歯ブラシを使うと超効果的!毛先が節の中や窪みにもすっぽり入るし、小さなダニも逃さない!これなら流水で洗い流す必要も無い。
結構綺麗になったね。
本格的に寒くなって室内飼育でも冬眠する時期に入ると、もう一度徹底的にダニ除去をしてから、マットもケースも全て変えてしまってから冬眠に入らせてあげよう。
防ダニマットにも色々種類があって、製品によっては確かに効果があるものもあるようだ。効果のある期間というのがあって、それを過ぎるとやっぱりダニが湧くという話もあるので、今回のように長期飼育をしている場合は、一定期間でマットを全交換するのが正しい使用方法なのかもしれない。
また、マットに混ぜて使うタイプの防ダニグッズもあり、こちらはゼオライトという素材が用いられている。ゼオライトは鉱石で、アンモニアを吸着させるとして細かく砕いたものがアクアグッズとして活性炭やフィルターに使用されているので入手性は高い。