7月に入ると夏本番の様相。
2022年は梅雨が短くて、昨年よりも猛暑になるようだ。
日中と夕方がとにかく暑すぎるので、家に引きこもっていたが、日が暮れると「行くなら今しかねえ!」という気分になってきたので、ド深夜のクワガタチェックを敢行することにした。
ド深夜の河川敷に到着すると・・・誰も居なかった。
いつもならキャンプしている人が数組いるのだが、蒸し暑すぎてだれもキャンプしていない。
好都合だぜ!
無人の河川敷を進んでいき、ニレの木をチェックしていく。
基本的に夜はイージーモード。
光で照らすと黒いクワガタはよく目立つ。
しかし、ヒラタクワガタは光を照らすと速攻で逃げていくので、全く観察できない。
夏到来によるクワガタ熱の高まりと共に、見かけるクワガタの数は減っていく。
人間に捕獲される、カラスに捕食される。
あとは、カブトムシが出てくるので、それを嫌気して他の場所に移動するというのもありそう。
樹液を大量に出すニレの木。
虫の数は少なくてほぼカブトムシしかいない。
めぼしいクワガタは人間に捕獲されてしまって、いなくなっているようだ。
よく見ると右上にムカデがぶら下がっているのが分かる。
現場では全く気が付かなかったが、こいつが顔面に落ちてきていたら無事では済まなかっただろう。
でも落ちてこなかった。
そういう無駄な強運だけはある。
ノコギリクワガタはキックで余裕。
勝手にびっくりして落ちてきてくれる。
落ちてきやすさは間違いなく日本一。
ヒラタクワガタのメス。
前足の湾曲とツヤ、平たい顔でコクワと見分ける。
今シーズンはまだ河川敷だけだったので、山の道の真横にあるクヌギもちょっとチェックしてみた。
いたのは、カブトとコクワがちょっとだけ。
かつてはヒラタクワガタやオオクワガタが居た場所なのに、今は見る影もない。
今思えばやたらヒラタクワガタが居たのは、河川敷から飛んできていたんだろう。河川敷の伐採工事が行われてから、ここではヒラタクワガタを見なくなったし。
そろそろ夏本番なので、もうちょい足を伸ばして山エリア探索でも行こう。